Apple Wireless Keyboardのバッテリー問題
2010/01/25: [追記5]を追加しました。
2010/01/04: [追記4]を追加しました。
2010/01/03: [追記3]を追加しました。
2009/12/26: [追記2]を追加しました。
2009/12/14: [追記]を追加しました。
Magic Mouseを購入し、Magic Mouse自体、あるいはMagic Mouseのある風景を何枚か撮影してみようと思い、新品のMagic Mouseはともかく、長年使って汚れているApple Wireless Keyboard (2007)を撮影前にクリーニングしてみました。そして撮影を終了し、その翌日にそれは起こりました。
まだ電池交換したばかりのApple Wireless Keyboardのバッテリー残量低下の警告が出たのです。
この時点では、ひょっとして掃除の際に一部のキーが押しっぱなしになってしまい、バッテリー消費スピードが上がってしまったのではないかと考え、ソフトウェアキーボードを使用して確認してみましたが、特に異状は見つからず。電池交換をして、しばらく様子を見ることにしました。使用している電池はエネループ。
別のエネループに交換しましたが、そのバッテリー消費も若干スピードに違いはあるものの、確実に昔とは異なる消費スピード。二日で切れたり、一週間で切れたり。 キーボードの使用頻度自体はそんなに大きな差はないはずなので、これは明らかに何かしらの異状が発生していることに間違いなさそうです。
まずはやはりキーボードの故障を疑い、ネットで調べてみると修理はできないようなので、思い切って、発売されたばかりのApple Wireless Keyboard (2009)を購入してみました。新しいWireless Keyboardはそれまでの電池3本から2本に減っていて、エネループを使うものとしては3本が中途半端だったので、これは大歓迎。早速、新しいキーボードを使い始めます。
ところが、やはり一週間も持たずにバッテリーが切れてしまうのです。これでキーボード自体は問題ではないなと思い、今度は自分のMac mini (mid 2007)環境を疑ってみました。Snow Leopardを上書きインストールしたんですが、MacBook (late 2008)の方で、ログインあるいは再起動からある一定時間、もしくは何かが引き金となって、アプリケーションが全く起動しなくなるというおかしな現象がありました。Snow Leopardをクリーンインストールすることで解決したので、このバッテリー問題もソフトウェアのトラブルではないかと思ったのです。
残念ながら、クリーンインストール実行後、この問題は解決しませんでした。
今度はエネループを疑ってみました。つまり、何かしらエネループとキーボードの相性が悪いのでは?と思ったのです。もともとキーボードに付属していたアルカリ電池、Energizerを今度は使用してみました。しかしながら、これもやはり消費スピードが速い。一週間前に交換し、直後は100%だった残量が翌日90%に落ち、現在23%となっています。
ここでApple.comのサポート・ディスカッションボードを覗いてみたら、同じ事例が見つかりました。
Topic : Apple Wireless Keyboard Eating Batteries
Topic : Horrible Bluetooth Keyboard Battery Life – Since Magic Mouse?
これらの投稿を見ると、あまりにも同じ症状の人が多いので、日本のディスカッションボードにも出ている同様の事例内に可能性として言及されている、Magic Mouseの不良は考えにくいなと個人的には思います。
トピック:ワイヤレスキーボードの電池が2週間で切れるようになりました
トピ主さんが推測している「Magicmouseの信号でキーボードの自動offが働いていないのでは?」という点から、上に挙げた英語の方のディスカッションボードで言及されている、ソフトウェアアップデートの不具合問題が頭をよぎりました。
Magic MouseをMac miniが検出した状態で、「ソフトウェア・アップデート」経由により、「Wireless Mouse ソフトウェア・アップデート 1.0 (Snow Leopard)」をインストールしたと記憶しているのですが、これが正常に行われていないという指摘です。ものは試しということで、現在、リンクしたサイトからファイルをダウンロードし、インストールして経過を観察しているところです。もっとも、システム環境設定にMagic Mouseの設定項目がきちんと表示されていたので、これで直るとは思っていませんが・・・。
後日、「追記」という形で、このエントリーをアップデートしていきたいと思います。
——
[追記]
一日経過して、23%から20%に落ちました。日によって消費スピードは若干違うようですが、明らかに解決していないと思われます。今自分が集めている情報によると、原因は明らかにMagic Mouseか、それに関連したソフトウェア。Snow LeopardでもLeopardでも起こっている。キーボード配列の日本語と英語の違いも無ければ、2007年発売のもの(電池3本)と2009年発売のもの(電池2本)という違いもなく、どのコンビネーションでも発生している。Wireless Mighty Mouseに代えると問題ないという証言もよく見るので、Magic Mouseの特殊機能あるいはインテリジェントパワーマネジメントシステムが、キーボードに対するインテリジェントパワーマネジメントシステムの動作とコンフリクトしているのでしょうか?
英語のディスカッションボードの方にもいろいろな実験を試みている人がいますので、問題解決に繋がる事例を見つけ次第、またこちらに報告していきたいと思います。
[追記2]
不可解な現象が発生。最初は「これで解決するかも!?」と喜んでいたんですが、逆に悪化することに。
何かというと、僕は、とあるマウスドライバのユーザーなので、このドライバがMagic Mouseに対応することを待ち望んでいました。しかしながら、対応が難しいということで、新たにドライバを開発することになり、ベータ版がリリースされました。早速これに飛びついたんですが、インストール後、これまで同様、キーボードとマウスのバッテリー消費具合を観察していたところ、キーボードのバッテリー消費スピードが突然緩やかになったのです。残念ながら、問題解決ではなく緩和でしかありませんでした。が、しかし、それと同時にマウスのバッテリー消費スピードが突然アップしてしまったのです。これは困ったことになりましたが、推測できることとしては、やはりMagic Mouseのドライバ(というか、機能の一部)が、キーボードのインテリジェントパワーマネジメントシステムの動作に何らかの影響を与えているのではないかということです。
Apple社自体が問題を把握し解決に乗り出す以外、この不具合は改善される見込みはなさそうです。
※「とあるマウスドライバ」に関しては、まだバッテリー消費との因果関係がハッキリしていないので、ここでは紹介できないことをご了承下さい。
[追記3]
追記2で起きた現象は、どうやらバッテリーライフが少なかったことが原因だったようで、Magic Mouseの電池交換後は、キーボードのみ消費スピードが速く、マウスは安定しております。
[追記4]
ディスカッションボードの方に動きがありました。
スティーブ・ジョブスに直接メールを送った人がいたようで、返信があった模様。それによると、Apple社は問題があることを認めており、近々ソフトウェアの修正がリリースされる見込みのようです。
MacRumors.comでも取り上げられています。
[追記5]
キーボードの方にファームウェア・アップデートが来ました。しかしながら、2007年モデルのみ。
Aluminum Keyboard Firmware Update 1.1
この問題は、2009年モデルでも同じく発生しています。近々同様にファームウェア・アップデートが来るのでしょうか?とりあえず現在、2007年モデルを引っぱり出してアップデートし、本当に問題が解決しているかどうか確認したいと思います。
——
僕のApple Wireless Keyboard (2007/2009) & Magic Mouse 使用環境は以下の通り。
Mac mini (mid 2007) + Mac OS X 10.6.2
※KeyboardはUS仕様です。
新・お散歩カメラ

E-P1 + Carl Zeiss Jena DDR Flektogon 35mm f/2.4
「新」と言っても、新しいお散歩カメラを購入した訳でもなく、近頃発表になった新機種の話題でもなく、前回同様Olympus PEN E-P1のお話です。前回でいい加減このシリーズを終えようと思ったのですが、マウントアダプタによるレンズ遊びが楽しく、いよいよM42マウントレンズに手を出してしまいました。そして、現在もっとも気に入っている新しい組み合わせを手に入れてしまったのです。
最近手元にやってきたM42マウントレンズは以下の通り。
- Carl Zeiss Jena DDR Flektogon 35mm f/2.4
- Carl Zeiss Jena DDR Pancolar 50mm f/1.8
- Voigtländer Color-Ultron 50mm f/1.8
さらに近々2本の標準単焦点レンズも到着の予定です。E-P1に装着すると、焦点距離は換算2倍となってしまいますので、本当は広角単焦点レンズが欲しいところですが、お散歩カメラという機動性も考えて、M42マウントの古いレンズではなく、今後発売されるであろう、新しいレンズに期待したいと思います。

E-P1 + Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm f/2.4
お気に入りのレンズは2本。FlektogonとColor-Ultronです。
この2本。良く写り、しかも味わいのあるM42マウントレンズとして人気があるようで、ブログなど色々なところで取り上げられています。実際、僕もそうした記事を読み、購入に至りました。なんと言っても特筆すべきは、切り取った絵の立体感!心地よい立体感を得るためには、その被写体及び、それとの距離に応じた被写界深度、ピント位置、そして光の当たり方といろんな要素がある訳ですが、それらの組み合わせによって、「すげー!」と思わず唸るような絵が切り取れます。

E-P1 + Voigtländer Color-Ultron 50mm f/1.8
お散歩(デジタル)カメラという前提条件となるべく安価で済ますと考えると、この組み合わせは結構いいなぁと思います。問題は何度も触れている通り、焦点距離が長くなってしまうことですが、今の自分にとっては換算70mmから100mmは使い易いので、テーブルに並んだ料理を撮影するとか、対象となる被写体を大きく変えない限りは大丈夫でしょう。実際、散歩の最中でもそういう場面は出てくるんですが、換算70mmでも何とかなったりしています。

E-P1 + Carl Zeiss Jena DDR Pancolar 50mm f/1.8
元々は、手持ちのカールツァイスレンズ群を有効活用しようと思って購入したマウントアダプタでした。銀塩フィルムカメラ時代にもM42マウントレンズへ興味を抱いたことがあったので、その当時購入したマウントアダプタが、まさかこんなところで自分を再度M42マウントレンズの世界へと導くとは、E-P1購入時には全く予想もしていませんでした。それに、EOS Digital 使用時も機会があった訳ですが、Y/Cマウントレンズ止まりでしたね。恐らく、その時はあくまでEFレンズをメインに使っていたからでしょう。それにAFを前提としたデジタルカメラの光学ファインダーでは、マニュアルでのピント合わせも大変ですし。
E-P1の場合は、ボディが見た目、フィルムカメラっぽいところもあるし、ライブビューによるピント合わせも結構使えるので、他社マウントのマニュアルフォーカスレンズに目が向いてしまったと言えるかもしれません。
いずれにしろ、僕にとって新しい世界が開けた訳ですが、あまり冒険する気はないので、最近手に入れた安価なレンズを中心にお散歩撮影を楽しんでみたいと思います。
続続・お散歩カメラ

E-P1 + Carl Zeiss Tessar T* 45mm f/2.8
前回のエントリーをUPした3日後、愛猫レイチェルを麻酔事故により失ってしまいました。あまりにも突然の出来事で、大きなショックを受けました。冒頭の写真は、事故死した当日の朝、クリニックへ連れて行く前に、まさにE-P1で撮影した、レイチェル最後の姿となってしまいました。
その後、レイチェルとの想い出をかき集めるように、これまで6年に渡り撮影した彼女の写真を発掘、整理して、デジタルフォトフレームに詰め込みました。もちろん、既に彼女の死を受け入れていて、アルバムは「常にレイチとの想い出と一緒にいたい」という思いから作成しましたが、これはとても良い記念になりますし、自分が写真撮影を趣味にしていて良かったと思います。フォトフレームに詰め込んだ写真の枚数は2000枚にものぼります。flickrに掲載している分はその極々ほんの一部です(レイチェルのスライドショー)。
さてさて、悲しいお話はここまでにして、前回のエントリーの続きになります。

E-P1 + Carl Zeiss Distagon T* 28mm f/2.8
結論から言うと、E-P1は完全にマニュアルフォーカス専用カメラとなっています。先日久しぶりに17mm f/2.8のパンケーキレンズを持ち出してみましたが、撮影リズムが悪く、自分の身体はもう完全にマニュアルフォーカス専用になっているなと感じました。一番の問題はピントです。AFのピント精度の問題ではなく、単に置きピンというか、ピントを固定して連続して撮影する場合に、AFだと再度ピント合わせをする必要があるのが面倒に感じます(設定で変更することは確か可能だったとは思いますが)。じゃあ、このパンケーキレンズも含め、専用ズームレンズもMFで使えばいいじゃん!となりますが、そこは気分の問題。MFで使うなら、MFレンズの方が扱いやすいし、見た目もかっこいい(おいおい(^^;))という訳で、手持ちのカールツァイスレンズが大活躍しております。

E-P1 + Carl Zeiss Distagon T* 35mm f/2.8
前々回のエントリーで触れた通り、眼鏡常用なので、「散歩で撮影」としてのスタイルでは、もはやデジタル一眼レフを持ち出す気にはなれません。一眼レフとコンパクトカメラを常に共用してきたせいか、そんなにファインダーに固執してはいなく、背面液晶によるライブビューでも快適に撮影できます。時にはファインダーはもちろん、背面液晶も覗かずにシャッター切る場合もあるし(^^)。そんな訳で、一眼レフを使うのは「撮影するぞ!」と気合い入れた時か、室内撮りでの活用にとどまってしまいました。ま、それはそれで棲み分けができて良いと思います。それから、見た目以上に、E-P1にカールツァイスレンズを装着した時の重量バランスがいい。もっともレンズによっては辛いモノもあるし、あくまでお散歩カメラという点で現在のお気に入りレンズは以下の5本。
- Carl Zeiss Distagon T* 28mm f/2.8
- Carl Zeiss Distagon T* 35mm f/2.8
- Carl Zeiss Planar T* 50mm f/1.4
- Carl Zeiss Planar T* 50mm f/1.7
- Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm f/2.8C
その日の気分によって、1〜2本持って散歩に出掛けています。前回のエントリーで予告したTessar 45mm f/2.8はフォーカスリングが回しづらいのが災いして、実は持ち出していません・・・。

E-P1 + Carl Zeiss Planar T* 50mm f/1.4
現在特に気に入っているのは、35mmと50mm f/1.7の2本。それぞれ35mm換算で、70mm、100mmという、中望遠クラスになってしまうのですが、これが結構使いやすい。35mm換算でいうところの、まさに35mmと50mmが好きな焦点距離だったんだけど、暗示にでも掛かってるのかな?(^^)なんか不思議な感じです。28mmなんか換算で56mmになるので、28mmが使いやすいってのはわかるんだけど、それでも35mmの方が使いやすかったりします。もっとも、何を撮影したいかによって適した焦点距離は変わってくるので、単に今の自分が撮影したいモノ、表現したいモノが、70mmから100mmという焦点距離に収まっているんでしょうね。

E-P1 + Carl Zeiss Planar T* 50mm f/1.7
ペットロスによる深い悲しみをE-P1が和らげてくれた気がします。偶然にも田中長徳さんのPEN本を読んで、彼もE-P1によってペットロスを乗り越えるという経験をしたことを知りました。これだけ夢中になるほど魅力あるカメラに出会えて良かったなぁと思います。購入まではかなり迷ったんですけどね・・・(^^;)。現在、革製のショルダーストラップを探しているところです。オリンパス純正品に落ち着きそうな気もします。カナダで日本製品を手に入れるのはモノによって結構大変なのです。もちろん、実家に転送をお願いすれば簡単なんですが・・・。

E-P1 + Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm f/2.8C
こんな感じで活用しているE-P1、スペック的には問題無いので、完全にお散歩カメラとして今後も長く活用していくことになりそうです。
続・お散歩カメラ

Canon EOS 30D + EF-S 60mm F2.8 Macro USMで撮影
E-P1を購入してからちょうど1ヶ月が経ちました。その間の使用感などを今回はレポートしてみたいと思います。
まずは前回のエントリーで触れたとおり、手元にM.Zuiko Digital 17mm F2.8がやってきました。さすがにパンケーキレンズだけあって、M.Zuiko Digital 14-42mm F3.5-5.6よりもコンパクトで、装着時の見た目もバランスが良いです。実際にたすき掛けした状態で散歩してみると、カメラの存在を忘れるぐらいに軽いし邪魔になりません。ズームレンズでもそんなに気にならなかったけど、このパンケーキレンズ装着時と比べると、もう持ち出せないんじゃないか!っていうぐらいですね。ま、もっとも撮れる絵は全然違いますので、場面に応じて使い分けていきたいところです。そのためのレンズ交換式カメラであるわけだし。
ライブビューによるマニュアルのピント合わせにはだいぶ馴れました。手ぶれ補正の恩恵も結構受けているような感じです。AFポイントは中央1点のみでの使用になれているので、AFによるピント合わせの後に構図を決めることになりますが、この時、被写界深度が浅いとピントがずれてしまいます。そういう場合はマニュアルフォーカスに切り替えて、再度ピント合わせをします。
E-P1にはダイヤルやボタンなどの機能をカスタマイズできる設定がついていますが、その自由度があまり高くなく、「これを割り当てられたらもっと使いやすいのに!」と思うことがあります。また、カラーとモノクロ撮影を交互に行ったりする場合、「マイモード設定」というのを駆使することになると思うんですが、これが非常に使いづらい。普通に考えたらボタンを押す毎に設定がトグルで切り替わると思うんですが、なんと押している間だけ有効という変わった仕様になっています。押しながらシャッターボタンを押すのはそんなに難しくありませんが、押しながらマニュアルフォーカスしたり、露出補正を調整するのは不可能に近いです。開発者の人がこの機能を使って、普通の人と同じような撮影(つまりテスト撮影以外の、写真という結果を考えた上での撮影)をしたとは思えません。この辺りがファームウェア・アップデートで改善されると嬉しいのですが・・・。
E-P1で一通り通常撮影(アートフィルターとかHD動画とか、まだまだいろいろあるけど、まずは普通の撮影)を楽しみ、自分なりの撮影スタイルが決まったところに、マウントアダプタ(近代インターナショナルで購入)到着です。
早速手持ちのヤシカ・コンタックスのカールツァイスレンズを試してみました。
写真左のCarl Zeiss Planar T* 85mm F1.4はさすがに見た目のバランスは悪いです。実際の撮影ではレンズの部分を持って撮影することになります。INFOボタンを押すことで出てくる「拡大枠表示」を呼び出し、ジョグダイアル部のOKボタンを押すことでx7、ジョグダイヤルを回すとx10の倍率でピント合わせをすることができます。それと大事なのは手ぶれ補正設定内での焦点距離設定。これで正確に手ぶれ補正が働くようになります。
元々銀塩フィルムカメラ時代に、一眼レフではマニュアルフォーカスしか使ったことがなかったので、その時の写真を撮る楽しさが蘇ってきた感じがします。それに合わせてライブビューによる撮影スタイル、結構新鮮で楽しい!Carl Zeiss Sonnar T* 135mm F2.8を装着してライブビューを覗いた時に思ったんですが、HD動画がかなりいい感じで撮影できそうです。マイクロフォーサーズでは焦点距離が換算2倍になるので、この135mmのレンズは270mm相当となります。この距離なら動物なんかも警戒心を与えずに撮れるかもしれません。機会があったらぜひ試してみたいと思います。
写真右のCarl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8Cでの撮影は結構興味深かったです。見た目はやはりバランス悪いですが、フォーカスリングに幅があるせいか結構持ちやすく、ピント合わせも楽でした。室内で猫や静物を撮るのはもちろん、近いうち屋外での撮影にも使ってみたいと思います。

E-P1 + Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4

E-P1 + Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8C

E-P1 + Carl Zeiss Sonnar T* 135mm F2.8

E-P1 + Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4
マウントアダプタのおかげで、2本しか無かったE-P1で使えるレンズが、一気に10本以上になりました。ボディとのバランスから「お散歩カメラ」としては少々無理がありますが、HD動画も含めて、今後も活躍しそうな感じです。
今回このマウントアダプタを使ってマニュアルフォーカスレンズを使用していて気づいたことに、「ホワイトバランス調整」があります。基本的に「オート」で使っているんですが、今回はいろいろ調整する必要が出てきました。オートだと青みがかった感じになりました。屋内での撮影でしたが、屋外ではどんな感じになるのか、少し気になります。

Canon EOS 30D + EF-S 60mm F2.8 Macro USMで撮影
CONTAX Ariaを使っていた時に、ロシア製の対角魚眼レンズをマウントアダプタ経由で使っていたんですが、マウントアダプタにマウントアダプタを重ねて装着することができます。この魚眼レンズのマウントはM42スクリューです。焦点距離が換算2倍ということで、この16mm魚眼は32mmに。もはや魚眼としてのインパクトに欠けた写りとなってしまいます・・・。
お散歩カメラとしては、Carl Zeiss Tessar T* 45mm F2.8がギリギリですね。このレンズはいわゆるパンケーキタイプなんですが、マウントアダプタが長いので、一見標準単焦点レンズに見えなくもありません。近いうちこの組み合わせでお散歩撮影に出掛けてみたいと思います。

Canon EOS 30D + EF-S 60mm F2.8 Macro USMで撮影
お散歩カメラ

Canon EOS 30D + EF 135mm F2L USMで撮影。
お散歩カメラというと、デジタルカメラを常用する以前、僕にとってはCONTAX T3でした。ボディの質感、携帯性、そして持つ悦び。もちろん、それから得られる写真も非常に満足のいく描写性能を持ち合わせていました。デジタルカメラを常用するようになると、お散歩カメラは年を経る毎に変化していくことになります。技術進歩にはめざましいものがあり、どんどん自分にとって必要な機能および性能が実現可能になってきたからです。
デジタルカメラ自体は、結構初期の頃から使っていました。初めて買ったデジタルカメラ、実はAppleのQuick Take 150だったりします。残念ながら当時のデジタルカメラで得られる写真は銀塩フィルムカメラで得られるそれには程遠く、デジタルカメラで写真を撮影する楽しさ、そしてある種自分のセンスに気づいた僕は、銀塩フィルムカメラが創り出す写真にのめり込んでいくことになります。
LOMO LC-A、CONTAX Ariaを使っていました。休日のお散歩はもちろん、通勤時も常に携帯し撮影を楽しんでいたのですが、一眼レフであるAriaは十分小さいとはいえ、レンズとの組み合わせによってはかさばります。その頃にはLOMO LC-Aは写真の質的に役不足で、その描写が必要な時は限られてきていました。そんな中、得られる写真の質と携帯性を兼ね備えた、いわゆる高級コンパクト機に興味が湧き、タイミング良く発売されたのがCONTAX T3だったのです。
自分が銀塩フィルムカメラでお散歩写真を楽しんでいる裏で、デジタルカメラはもの凄い勢いで進化していました。ウェブとの相性から当時もデジタルカメラを年々買い換えて使ってはいましたが、あくまで使用用途は「記録」でしかなく、「作品」を創り出すカメラとしては捉えていませんでした。ところが、遂にデジタル一眼レフが手の届く範囲に出現したのです。銀塩フィルムカメラのために揃えたレンズも流用しやすいということで手に入れたのがCanon EOS Rebel(Kiss) Digital。ここからです、デジタルカメラを常用するようになったのは。
前置きが長くなりましたが、銀塩フィルムカメラの時に直面した問題にデジタルカメラ常用時代でも直面することになりました、少し形を変えて。そう、お散歩カメラとして、コンパクトでは画質的に満足できないが、一眼レフでは携帯性で満足できない。そして、欲をいえば、持つ悦びを感じさせてくれるものはないのだろうか?そう思ってる時にOlympus PEN E-P1が発売され、いろいろ悩んだあげくに購入しました。
購入ポイントは、
- 一眼レフより小さい。ポケットに入るところまでは求めない。
- レンズ交換が可能。
- 最低限の描写性能(一般人が見て十分綺麗と感じる程度)。
ここまではありきたりなポイントですが、自分にとっては次の条件が重要。
- 眼鏡着用時でも撮影しやすい。
最近、コンタクトレンズから眼鏡に変え、ファインダーを覗いての撮影が不快に思うようになってきました。「写真撮影に出掛ける時はコンタクトレンズ装着」みたいな流れになり、お散歩カメラとして一眼レフを選択する機会が減り、比較的持ち出すことが多かったGR Digitalも換算28mm相当の単焦点レンズということで、撮影の幅が限られる。

お散歩カメラとして左から、Canon EOS 30D + EF 17-40mm F4L USM、Olympus PEN E-P1 + M.Zuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.6、GR Digital。(Canon EOS Rebel Digital + EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USMで撮影)
フラッシュを焚くことはほとんどないし、E-P1は自分にとって、まさに究極のお散歩カメラと言えるかもしれません。そんなE-P1を持って早速散歩に出てみました。
レンズ交換できることを購入のポイントに挙げながら、現時点では標準ズームレンズ一本しか持っていません。なので、ここに掲載しているE-P1による写真は全てM.Zuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.6によるものです。パンケーキレンズM.Zuiko Digital 17mm F2.8は数日後に入手できる見込みなので、後日別エントリーとして、その作例をあげるかもしれません。手持ちのカールツァイスレンズをマウントアダプタを介して装着できるようで、そちらにも大いに興味があります。マウントアダプタも将来的には揃えたいですね。
撮影スタイルは完全にコンパクトデジカメと同じです。背面液晶を見て、露出、ピント、構図を決めます。人それぞれ手のひらの大きさ、指の長さ、安定したカメラ本体の持ち方は違うと思いますが、自分の場合、比較的すぐに見つけることができました。ホールド感に関しては問題ないです。各種ダイヤルも特に回しにくいとか誤作動させてしまうことはなかったです。
個人的に気になったのは「シャッターボタン半押ししたつもりが、全押ししてしまった」ということがよくありました。そのほとんどの場合はスピードを必要とされる撮影、つまり動体の撮影ですね。こういう時は露出や構図も狙ったとおりにいかない場合が多いので、許容範囲かなと思っています。それと背面液晶が汚れやすく、その汚れが落ちにくい気がします。撮影時は問題ないです。バックライトを落とした時、完全に電源を落とした時に少し気になる程度。心配な人は保護フィルムを貼れば良いでしょう。汚れついでに、本体(シルバー)が指紋でべたべたになるかなーと思ってはいましたが、今のところ全くそうはなりませんね。これはかなりポイント高いかも。お散歩撮影のみならず、気分良く撮影するためにも大切な要素かもしれません。
光学ファインダーが付いていないことで、撮影時は背面液晶を見ることになりますが、これは同時に、被撮影者からは撮影者の表情が見えることになります。一眼レフでファインダー越しにレンズを向けられると、威圧感というか狙われてる感を感じることがあります。不思議なことに、同じファインダー越しでもウエストレベルファインダーだと、その感じが薄れる場合が多かったりします(もちろん人によると思うけど)。それと同じ効果が働くかどうかは定かではありませんが、光学ファインダーが付いていない、あるいは使わなくても撮影できることがお散歩カメラとしては利点があると思います。「カメラマンに狙われている」と「一般人がただ写真撮ってる」という受け取り側の感覚の違いは結構大きいのかなと。
それからライブビューによるマニュアルフォーカスというものを初めて経験しました。倍率が7倍から始まるようで、これはちょっと使いづらいなと思いました。もう少し低倍率も選べるようにしてほしかった。もっとも基本的には三脚使用を前提とした機能だとは思うんですが、低倍率が必要なシチュエーションもあるんじゃないかと思います。それにレンズのピントリングがデジタル制御になっていて、物理的な制御ではありません。つまり、いくら回しても終わりがない。あくまで背面液晶を覗きながらぐるぐる右へ左へ回すことになります。ピントの山を掴むのに結構時間が掛かります。
約200枚の写真(RAW)、4分ほどの動画(HD)を1本撮影してバッテリー残量警告表示が赤くなりました。警告レベルは変更できるようですが、デフォルト設定のままです。お散歩カメラとしては十分ですが、一般のデジタル一眼レフに採用されているバッテリーと比較すると、少し頼りない気がします。
オリンパスのカメラは今回が初めての購入になります。メニュー周りの操作性は他社製品とそんなに変わりません(キヤノン、リコー、コダックなどの使用経験有り)。特に戸惑うことはありませんでした。ただ、説明書を開かないと理解できない設定項目もありましたね。基本的にソフトウェア系に関する説明書を読まない(説明書を読ませるのはデザイン的に欠陥があると信じている)というこだわりを持ってたりします。また、オリンパスのデジタルカメラというと、採用記憶媒体(xD)が一般的ではないというイメージがありました。それがこのE-P1に関してはSDHC採用ということで、これが無かったら恐らく購入していなかったと思います。
今回の撮影では、特に暗所におけるテスト、高感度テストはしていません。F値の大きい、暗いズームレンズということもあり、最初から考えていませんでした。近日中に手に入る17mm F2.8が楽しみです。既にあがっているレビューも読んではみましたが、恐らく自分の使い方、求める絵的には問題ないだろうと踏んでいます。
それから、E-P1にはアートフィルタや、それを使ったHD動画撮影などの機能も備わっていますが、そちらの方はまだじっくり試していません。お散歩カメラということで、効果が有効な場面で積極的に使っていこうとは思っていますが、今回は見送りです。
最後に、このカメラは万能なカメラではなく、それに入門用のカメラでもないと思います。なので、どういう用途で使うのかハッキリしてない限り、実際に写真撮影で活躍するカメラにはなり得ないと思います。話題性、ファッション性などで取り上げられることが多いカメラだとは思いますが、その辺を理解した上で当ブログエントリーを購入の参考にして頂ければ幸いです。

Canon EOS 30D + EF-S 60mm F2.8 Macro USMで撮影。


















